2014年12月13日土曜日

2014,12.13 カヤネズミ調査 冬2回目

晴れ 3名参加 13:30~15:30

 調査の範囲を広げての五斗蒔での調査でしたが、残念ながら空振りでした。
 茨城大学の黒田先生のグループが手をいれて、湧水があちこちでみられ、やや水気が多いのか、それとも草刈りが行われておらず、古い草の堆積が多いのか。カサスゲやオギ、ススキなどは見られません。ヨシやガマ、アズマネザサが入り込んだり、カナムグラ、ノイバラなども多く見られました。
 鳥たちには、食べ物や隠れ家あって良い環境なのでしょう。カシラダカ、ホオジロ、アオジ、シジュウカラ、シメ、シロハラ、ヒヨドリなどなど。
 そういえば、行きのロクベーザカでは、ミヤマホオジロの群れも見かけました。
ミヤマホオジロ♀
by yamasanae


2014年12月10日水曜日

2014.12.10 カヤネズミ調査(モニ1000) 冬1回目

晴れ Abさんなど5名参加 9:30~12:00
 
 寒さ除けに、着込んでいったのですが、藪漕ぎをするとする暑くなってしまいました。
 くっつき虫だらけですので、長靴、くっつかない服装。手袋も軍手はびっしり、くっつき虫。香水などは避け、できるだけまわりからそっと確認しますが、がさごそでは、カヤネズミもびっくりでしょうね。スマン!

 市街地の中の休耕田では、アパート開発などの余波をうけ、営巣が確認できませんが、開発が行われておらず、夏前に、草刈りが行われたところでは、確認できました。
 子どもを育ている秋に草刈りが行われたところでは、草丈も足りず、営巣も確認できません。

 里山の谷津では、以前に刈込みの行われたところでは、やはりオギやカサスゲで営巣が確認されましたが、刈込が行われなかった箇所では、前に確認できたところも、今回は、確認できませんでした。

 やはり、数年に1回でも、冬から春にかけて、刈込みをするとよいようです。柔らかい葉は裂きやすいのでしょうね。いずれにしても、子育て期は避けなければ。
 ウサギなどが増えすぎるのも困りますが、天敵ともなる、フクロウやオオタカにとっても、冬に草を刈れば、良い狩場になることも考えられますね。
by yamasanae
 
全国カヤネズミ・ネットワークによると、以下のようですが、残念ながら、私は、まだ、出会ったことはありません。

 カヤネズミ(学名:Micromys minutus)という生き物をご存知ですか?

 頭胴長(鼻先から尾の付け根まで)約6cm、尾長(尾の長さ)約7cm、体重7~8グラムの日本で一番小さなネズミです。背中はオレンジ色、腹部は真っ白でとても愛らしい姿をしています。


2014年12月8日月曜日

2014.12.08 野鳥調査(モニ1000)冬1回目

風もなく穏やかでいい天気でした。

 8:00スタート。Uさん、OTさん、Hanaさん、そして自分の四人でした。

 桜の木にはウソ。クヌギでは、シメも見られました。
 ウソ♂


ウソ♀


シメ

 大池では、オオバンがザリガニを退治?
 
 すぐ飛び立ってしまいましたが、珍しい鳥が迷い込んでいました。ザリガニがハスやヨシなどを食べてしまい、池が広く開けたからでしょうか?
結構おおきい

 谷津の梢には、ノスリの姿も見ることが出来ました。

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2014年6月30日月曜日

2014.06.30 野鳥調査(モニ1000) 夏2回目

例によって、夏は6:00にスタート
 昨夜の雨があがって、最後は晴天でした。

 さて、鳥たちは、独り立ちした幼鳥が見られるようになりました。

 池では、カワセミの幼鳥はまだ、親について、魚の捕り方を教わっているのでしょうか。いったりきたりで、何回か姿を見ました。
 カイツブリの幼鳥は一人で盛んに餌をあさっています。桟橋の下では、飛びあがるようにしていましたが、カゲロウ類でもいるのでしょうか?


 同じ桟橋の上では、イソシギがお疲れモードなのか、首を羽にうずめて、休んでいました。野良ネコが心配です。

 田んぼでは、セグロセキレイの幼鳥がウロウロ。

 このほか、キビタキの綺麗な声を聞いたりして、楽しく調査をすることができました。
 鳥のほうは、同じルートを3回歩くのですが、朝一番よりも、3回目の方が活性が高いように感じました。

 池は、アメリカザリガニの大繁殖で、ハスやアシがやられていますが、ミクリが花をつけていました。

 このほか、キノコなども目立ちました。写真は、きれいなハナオチバタケです。
by yamasanae

 ベテランたちについて歩くのは、とても面白いです。夏は、鳥たちの声が頼りですが、多少、耳が遠くなっても大丈夫(時々口惜しいときもありますが)。里山では、耳を澄ますと、聞こえてきます(だいぶ遅れてはいても)。


2014年6月26日木曜日

2014.06.26 カヤネズミの調査(モニ1000) 夏

 夏のカヤネズミの調査ですが、この時期は、まだあまり見れません。なかなか見つかりませんが、アシなどをそっとかき分けると、カルガモの卵があったりして、なかなか面白いのです。とはいっても、カルガモさんには済みません。あたふたと撤退します。
 半溜め付近は、アシが高くなってなかなか様子を覗えません。少し、背が低いカサスゲなどの方が、葉を柔らかく、好みなのかもしれません。脅かさないように、まわりからそっと確認が原則です。
 最終的に、この時期も、カヤネズミの営巣を確認することができたので、一安心。

 調査の合間には、色々ものに出会えます。
 カラムシでは、アカタテハの幼虫。

 ハンノキのそばでは、ミドリシジミ

 あまり会いたくはないのですが、調査の途中で、見つけた、要注意外来生物のアメリカオニアザミ。



 次の機会には、ご一緒しませんか?


2014年5月30日金曜日

2014.05.30 野鳥の調査(モニ1000) 夏1回目

朝6時から鳥の調査 
 空では、日暈(ひがさ、にちうん)が見られました。白虹(はっこう、しろにじ)ともいうそうですが、確かに、虹のようにも見えました。 

 さて、鳥の方は、子育て中の鳥たちが多く、シジュウカラは子だくさん、コゲラも親の後をついて回っていました。池では、カイツブリの親子も見れました。サシバはお父さん?


2014_05_30__0566_edited1 よく見ると、上の個体の頭に赤い毛がみえます。お父さんだったのですね。(下は、子どもです。)

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 ノアザミが見られるようになり、センダンも花をつけていました。 


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2014年1月27日月曜日

2014.01.27 野鳥の調査(モニ1000)

8時30分にスタート
 風が無くてよかったです。日向は暖かいのですが、日陰は、冷蔵庫に入ったようでした。
 今日は、不審な鳥たちが多く、粘りに粘って、ミソサザイは確認できましたが、葉裏でよく見えなかったりで、ベテランたちにも不明な鳥がいました。
 カケスもひっそり動いていたり、少しは鳴いてくれよな。といっても、こちらは、耳は遠く、目はかすみですが。

比較的に新しく掘られたコゲラの巣穴
12cmほどのフクロウの羽。暖かそうです。
 暖かい土手では、なんと、タチツボスミレが小さな花をつけていました。
 結局、1往復半で、12時過ぎ。結構、集中(興奮)して、記録者以外、何が出たかよく覚えていない? 
by yamasanae

 おまけは、帰り道のタゲリ。今日は結構近くで写真を撮らせてくれました。