2016年2月19日金曜日

2016.02.19 モニ1000 鳥類調査(越冬期2日目)

2月19日(金) 参加者 4名(Oi、Uchi、Oo、yamasanae)

 越冬期の2日目も、朝8時から調査開始ですが、天気もよく、あまり寒さは感じません。
 出だしから、ふれあい農園のエノキの上には、カシラダカと思ったら、アトリでした。

 陽気に誘われて、大池からの小川の陽だまりでは、早くもタチツボスミレが咲いています。

 大池のカモたちは少な目ですが、9種確認できました。
 林の中では、やかましく囀るたくさんのマヒワなどにも出会いましたが、高い木の上を見上げて撮ったので、お腹ばかり写っていました。

 結局、42種+(番外1種) 種数を多く観察するのではなく、継続して、一定のルートを観察するのですが、毎年、見られるもの、稀な出会いをするものなど様々ですね。
by yamasanae

オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、ミコアイサ、カワウ、ダイサギ、オオバン、ツミ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ミソサザイ、トラツグミ、シロハラ、ツグミ、スズメ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、ウソ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、(コジュケイ)


2016年2月16日火曜日

2016.02.16 ニホンアカガエルの卵塊調査

 筑波大のK先生のアカガエル類調査のお手伝い。田んぼの水面には、氷が張っていましたが、いい天気で、重ね着をしていると汗をかくほどでした。

 2月13日(土)には、自然農田んぼ塾のたんぼで数個、池西湿地ではゼロだったニホンアカガエルの卵塊も、数百を数えました。
 K先生いわく、温度が上がって、雨模様だった14日の日曜日の朝に一斉に産んだのでは・・・

 池西湿地では、イタチかタヌキにでも襲われたのでしょうか、アカガエルの死骸がいくつかありました。せっかく、捕獲者が少ない2月頃から産卵のために起きてくるのに、無念でしょうね。

 大池からの流れの澱みには、ムラサキトビムシの類が集まっていて、春を感じさせます。よーく見ると、大きいのや小さいの、形の異なるのは、他の虫でしょうか。ハチの死骸まで一緒でした。

 林の中を移動していると、前翅長20mm程度の蛾がいました。目の前の枯葉に着地したので、パチリ。2/13の土曜観察会でもSさんが確認したシロフフユエダシャク♂でした。この時期に、姿が見られるのですね。

by yamasanae


2016年1月22日金曜日

2016.01.22 モニ1000 鳥類調査(越冬期1日目)

 宍塚での鳥類調査は、モニタリングサイト1000のうちの里地里山のコアサイト(全国で18ヶ所)として実施している調査項目の一つです。
 繁殖期、越冬期のそれぞれについて、6回の調査を行うこととなっていますが、当会では、1日に3回の調査を行うこととしています。本日は、越冬期の第1日目でした。

 お馴染みのUさん、Ooさん、hanaさん、そしてyamasanaeの4人で、朝8時から調査開始です。青空が広がる良い天気ですが、寒い朝でした。田んぼや蓮田では、氷が張っていました。
 ふれあい農園から田んぼ塾の田んぼ辺りでは、セグロセキレイとそれを狙うモズ。木の上のカシラダカは、やけに白く見えましたが、寒さで膨らんでいたせいでしょうか。
 大池のカモはやや少な目。2回目に、今日はカワセミがでていないと話していたら、目の前の木にとまってくれました。オオタカが何度か姿を見せましたが、カモ狙いでしょうか。ドバトと思われる食痕もありました。
 折り返す3回目には、ジョウビタキ♀が目の前にきてくれました。

 スズメやホオジロ、メジロ、はてはカケスの声まで聞こえてきますが、モズの鳴きまねでした。写真は、鳴きまね上手のモズ君。さすがに百舌ですね。

 セグロセキレイも、いつものビッビッという鳴き声ではなく、囀ずると別の鳥みたいです。

 結局、観察したのは37種+番外のコジュケイなどでした。

 越冬期2日目は、2月19日(金)朝8:00からです。耳を澄まし、眼を凝らして、そっと歩いて観察します。
 心楽しく、実になる調査ですので、初めての方も是非参加してみてください。でも、越冬期は寒いので、着ぶくれで丸くなってきてくださいね。


by yamasanae

※ モニタリングサイト1000 里地 調査マニュアル(鳥)  
http://www.nacsj.or.jp/project/moni1000/manual/bird_manual_3_1.pdf



2015年12月12日土曜日

2015.12.12 カヤネズミ冬2回目

 先日は、五斗蒔を歩いてみましたが、今日は、いつものコース。
 里地の方では、かなり多くの巣を確認できたところがありました

 一方、里山のなかでは、冬季の草刈の効果でカヤネズミが巣をつくりそうな区域ができていたのですが、残念ながら、やや少なめでした。手を入れなかったところでは、一つも確認できませんでしたので、やはり、継続的に手入れをして様子をみて行くのがよいと感じました。

 それにしても、いい天気で、稲刈りを終えた初冬の里山の景色はとてもきれいでした。



2015年12月7日月曜日

2015.12.07 カヤネズミ調査

 今日は、五斗蒔谷津の近辺を調査
 五斗蒔近辺は、茨城大の調査で、だいぶ刈り取りが進んでいますが、五斗蒔谷津の右側から、大池の近くまでいってから、今度は左側にまわって調査をしてきたのですが、ヨシ、ガマ、マコモが密集しているうえに、ぬかるんで、大股で草をかき分け、ノイバラの刺を避けて、ちょっと大変。
 しかも、カヤネズミが好むような、すぐに裂けるような柔らかい草や葉が見つからず、巣を確認することはできませんでした。

 それでも、ご一緒したのが、野生派のAbさん、鳥大好きのヤママユさん。普段人が入らないところなので、小鳥や景色を楽しみました。ルリビタキ、ジョウビタキ、アカハラ、カシラダカ、ホオジロ、メジロ、シジュウカラ、コゲラ、シメ、カケスなどなど。いい天気だったのですが、猛禽類は飛びませんでした。

 次回は、12/12 13:00から。いつもの箇所ですので、今回ほど大変ではありませんので、参加してみませんか。
 それでも、長靴、軍手、草の実がくっつかないような服装は必要です。それと、香料は避けて、お願いします。
by yamasanae



2015年7月27日月曜日

2015.07.27 カヤネズミ調査(モニ1000) 夏

晴れ 6:00~8:45 参加者3名

 7月中旬、雨で中止をして、梅雨明けになってしまったので、暑さを避けて、朝6:00スタート。
 宍塚の街なかの休耕田では、とても、柔らかそうな草たちが生えていたのですが、見つからず残念でした。冬に期待ですね。
 朝早いと、いつもと少し風景が違って見えます。田んぼのイネにさるこ(猿子:イネの葉の先端に露がのぼっていく)が光っていたり、夜から咲き残ったカラスウリの花が見えたりします。

 半溜めあたりは、オオヨシキリが営巣しているので、周囲からそっと観察。ハンノキのそばでは、6月初旬から見られていたミドリシジミ(♀のようです)がだいぶ擦れて、もう、卵を産み終えたのでしょう。

 内谷津あたりは、カサスゲが茂っていて、ヌマトラノオ、チダケサシ、アキノタムラソウなども所々見られ、環境は良いので、今後に期待ですね。
 この時期は、巣を観察するのは難しいのですが、それでも、1箇所は営巣が確認でき、一安心。
 帰りがてら、色々見ていると、クルミの木のひだにマムシの幼体がいました。今年は、多いですね。


by yamasanae


【参考】 7/25 調査のアナウンス(大池メールから転載)
モニタリング1000のカヤネズミ部門の夏の調査を7月27日朝 行います。
6時 駐車場集合。
整髪料、化粧品などなしで、軍手長袖、長靴帽子着用。飲み物持参でどうぞ。
2時間半位の予定ですが、短時間で引き上げてくださってもいいです。
鼠そのものではなく、球巣を 探す 調査です。
毎年、この時期は 少数しか見つかりませんが、関心ある方はぜひどうぞ。
by Abさん





2015年7月13日月曜日

モニ1000哺乳類撮影状況

 モニ1000哺乳類調査での5~6月にかけて撮影したデータの確認が終わりました。 カメラ回収からは少々日数が経ってしまいました。

 今回の撮影では、タヌキ、ノウサギ、ハクビシン、ネコ、ネズミが撮影され、アライグマは撮影されませんでした。

 トピックスとして撮影頻度が高いタヌキの写真を2枚添付します。2匹が寄り添う写真と珍しい(?)木に登る(斜めですが)写真です。 

写真左上にいます。
By Sakuさん
(大池メールから転載)